ニーハオ!高雄のゲストハウス『あひる家』です。
台湾人にとっても最も重要な休みである旧正月。
そんな旧正月は家族で過ごすのが一般的。
旧正月の期間は実家へ帰省する人で交通機関は大混雑。
例年、電車だけでなく、高速道路も大渋滞になる。
電車や新幹線と違い、乗客数をコントロールできないと思われがちな高速道路ですが、
台灣(高雄)では高速道路まで規制しちゃうんです。
今回はそんな高速道路の規制について紹介します。
ちなみに、台湾では旧正月のことを春節と呼ぶので、
記事では「春節」で統一してあります。
目次
[2019年] 高速道路の進入規制を知らせる看板 [高雄]
2月7日13時-18時
北上する車で3人以上の乗用車以外は高速道路に進入禁止
規制されるのは春節休みの最後の2日である7日(初三)と8日(初四)。
※春節を高雄で家族とともに過ごした人が一斉に北部に戻るであろう2日間
高雄で規制されるのは北上する車だけ
高雄から北上する車に限り規制がかかるとこになっており、
南下する車には規制がかからない。
また、規制されるのは台湾南部では高雄だけで台南や屏東から乗る車は規制されないとのこと。
乗用車以外にも高速道路に進入できる車がある
規制の文言を読むと3人以上乗車している乗用車以外は進入禁止と書いてあるので
トラックもだめなのか、警察に聞いたら、トラックも進入禁止だそうです。
警察の人曰く、トラックは禁止だけど、
バスやワゴン車などの観光用の車は例外的にOKなんだそうです。
看板の中文、乗用車以外のこと書いてないけど文句出ないのかな??
どうやって規制するの?
日本と違い、(人がいる)料金所もなく、自由に出入りできる台灣の高速道路。
乗車人数が2人以下の乗用車及びトラック(等)の業務用の車両を
どうやって規制するのだろう。
実際見に行ってみた(2018年)
入口に警察官が立って1台1台チェックしていく・・・
かなりの人数の警察官が導入され、
高速道路に入ろうとする乗用車一台一台の車のウィンドウを開けさせて
チェックしていました。
高速道路の入り口近くに近づくと警察がちらほら
まとめ
看板を初めてみた時は、法的効力なんてなさそうだし、
(失礼ながら、)台湾人がこんなん守るわけないと思っていたのですが、
実際取締の現場を見ると、相当数の警官が導入され、ガチすぎてビックリしました(笑)
今回は高雄の規制のみご紹介しましたが、
実はこの規制、台灣の他の地域でも行われおりますので、
もし、春節の時期に車で旅行をされる方はご注意ください。
余談:乗車人数が2人以下の乗用車及びトラック(等)の業務用の車両を運転する予定の人は
どうするのか?
台南は規制されないので、2人以下の乗用車やトラックなんかは台南まで下道で行って、
そこから高速道路に乗って北上するみたいです。
この規制、何年も続いているようなので、一定の効果があるんでしょう。
旅行者は車で移動する人は少ないかもしれませんが、
ありとあらゆる交通機関が混み合いますので
春節を含む大型連休(2019年は2月2日~10日)、台灣を旅行される方はお気をつけください。
高雄を含む台湾全土で規制される高速道路一覧はこちら