ニーハオ!高雄のゲストハウス『あひる家』で~す。
みなさんは「ヤモリ」の鳴き声を聞いたことがあるでしょうか?
高雄では「ヤモリ」の鳴き声をよく聞ききます。
周りに台湾人の友達がいたら、
「ヤモリ」の鳴き声を聞いたことがあるか訪ねてみてください。
もし、聞いたことがないなら、
その人は南部の人ではない可能性が非常に高いです。
台湾全土に生息する「ヤモリ」。
「ヤモリ」が鳴くのは南に生息する「ヤモリ」だけで、
北に生息する「ヤモリ」は鳴かないんです!!
このことを知らない台湾人も多いので
北部の台湾人(特に台北の人)に「ヤモリ」は鳴くんだというと驚かれます。
台湾人との話のネタにどうぞ(^o^)
目次
大安溪を境に北と南で「鳴くヤモリ」と「鳴かないヤモリ」に分かれると言われている
台湾中部に位置する苗栗と台中の境を横切るように流れる「大安溪」。
この「大安溪」の南側に生息する「ヤモリ」は鳴き、
「大安溪」の北側に生息する「ヤモリ」は鳴かないと言われている。
実際には北の「ヤモリ」も鳴いている
実は北に生息する「ヤモリ」も鳴いているらしく、
人間の耳に聞こえない周波数で鳴いているから、
聞こえないらしい。
北の「ヤモリ」と南の「ヤモリ」は種類が違う
北に生息する「ヤモリ」は「無疣蜥虎」と呼ばれ、より気温が低い環境を求め北に、
南に生息する「ヤモリ」は「疣尾蜥虎」と呼ばれ、気温が高い環境を求め南に
分布して生息している。
その生息分布の境界が「大安溪」だとのこと。
鳴くか鳴かないかは地理学的に分かれるわけではなかった…
なので、北の「ヤモリ」の鳴き声が聞こえなくて
南の「ヤモリ」の鳴き声が聞こえるのは
「大安溪」を境にした地理学的にわかれるのではなく、
生物学的に鳴くか鳴かないが分かれるというのが真相とのこと。
まとめ
南の「ヤモリ」は鳴いて、北の「ヤモリ」は鳴かないという不思議。
結果として南の「ヤモリ」の鳴き声は聞こえて、北の「ヤモリ」の鳴き声は聞こえないということになるのですが、
特に台北近郊に住む台湾人の友人がいたら
聞いてみてください。
「ヤモリ」が鳴くことを知らない人が結構いるので、
話のネタになりますよ♪
そもそも「ヤモリ」は中国語で何と言うの?
「ヤモリ」は中国語で「壁虎(bìhǔ)」と言います。
我が家に棲みついている「ヤモリ」くん
写真
家に出てくる蟻やゴキブリを食べてくれるので、重宝しています^^;