テーマ「光」

「土」エリアの次は「光」エリア。

「光」エリアは生命の前進と希望をテーマにしており、
赤い柱から解き放たれた太陽が描かれており、
人と神が共に舞う姿が見て取れる

「光」エリアに描かれている人々

[ 舞者 ] まるで天女のように羽衣まとって踊る2人。
[ 美人 ] 雲の上で踊る美女。らしい・・・
[ 蔡司 ] 祭祀が舞っている。
[ 沉想 ] 瞑想する賢者。7つの輪は蓮。

あひ郎
[舞者]の作品は天女が舞っているのかと思いきや、
台灣(高雄)のプロ舞踊団「雲門舞集」をモデルにしてるんだって…

こんなところにも高雄がwww

あひ子
[沉想]は水仙大師はかつて日本で鈴木さんという方から瞑想や禅の教えを請うたことから今回の作品に取り入れらたのよ。

「光」エリアのその他の作品

ちぎれた手足はその苦しみの中で太陽が放つ光を追い求めているらしい。恐いw

テーマ「火」


【ブラックホール】

最後は「火」エリア。

「火」エリアは破滅と再生をテーマにしており、
争う2人から放たれる恨みの炎が
辺り一面に広がるなか、鳳凰が蘇り飛び立つ姿が描かれている。

「火」エリアに描かれている人々

[ 嚎 吼 ] 全ての感覚を失った者の叫び
[ 良 知 ] 良知を呼び覚まそうとする者が燃えている様子
[ 哀 痛 ] 全てを失った未亡人が打ちひしがれている様子
[ 破 壊 ] 戦争により荒れ果てた大地に横たわる死亡した人々

あひ郎
4つ目の[破壊]は改札脇にあるエレベーターの裏に描かれているんだ。


あひ子
悲しいこのテーマは誰も見たくない。でも、描かないと作品として完成しないからわざとひと目につきにくいところに描いたのよ。

「火」エリアのその他の作品

溶火鳳凰
(Phoenix)

ポイントとなる作品!!

「水」エリア⇢「土」エリア⇢「光」エリア⇢「火」エリア
と続き、最後は死という絶望から蘇る鳳凰になり、
「水」エリア(誕生)に向かって飛び立つ姿はまさに輪廻の世界を表現している。

おまけ

ステンドグラスには遊び心も取り入れられている。

水仙大師やその制作会社のサインが入ったステンドグラスや
水仙大師やその制作会社の人達が働いている姿がちゃっかりと描いてあります。

よく見ないと見つけられないですが、是非探してみてください♪

ここまでが、「光之穹頂(光のドーム)」作品のメイン部分であるステンドグラスに描かれた作品の解説になります。

ステンドグラスを囲むようにそびえ立つ16の柱

天井のステンドグラスに目が行きがちなのですが、
周りを見渡すと細い柱がたくさん立っているのに気がつきます。

これも「光之穹頂(光のドーム)」の作品の一部で

全部で16本あり、ステンドグラスを囲むように立っていますので、
ついでにチェックしてみてください^^;

あひ郎
16本の柱の意味はよくわからない…わかったら、更新しまーす。

まとめ

以上が、「光之穹頂(光のドーム)」の解説になりますが、いかがだったでしょうか?

水仙大師の説明を聞いた際のメモに
「作品を目で見て、感じて、考え、心に語りかけろ!!」という
殴り書きを見つけました。

この作品では、

・人と鳥獣はどう区別するか?
・人と人、人と社会、人と天地、人と万物の間にはどんな関係があるか?
・人は宗教と神に何を願うか?
・人が宇宙の神秘を探索する目的は何か?
・どうすれば人と天が一体になれるのか?
・人は悲しみや苦しみに直面した時、どうなるか?

公式パンフレット(一部変更)

といったいくつかの問いかけを投げかけているそうです。

みなさんはどう感じますでしょうか?

実際に美麗島まで足を運んで、
自分の目で「光之穹頂(光のドーム)」を見て感じ取ってみてください。

そして、作品の意味を考え、私の解説のここがおかしいというところがあったら、
あひる家に訂正しますので(優しく)語りかけに来てください。

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