余談
最後に心温まるちょっといいお話を
この芸術作品「光之穹頂(光のドーム)」は
公共芸術作品なので無料で鑑賞ことができるんですが、
その制作費は膨大であったことが容易に想像できるかと思います。
この作品を作る上で、制作費を出すことになる高雄市政府は
少しでも制作費を回収すべく募金箱を置く等の案が出たらしいのですが、
水仙大師側がどんな形でもお金を取るようだったら引き受けないと言って
制作費回収案は頓挫し、完全無料公開で展示されることになったそうです。
今後も高雄市政府は「光之穹頂(光のドーム)」に関する寄付等は一切受け取らないそうです。
最後に
「光之穹頂(光のドーム)」は40年にも渡ってガラス技術を学んできた水仙大師の集大成の作品と言っておりました。
高雄に来ればその渾身の作品を無料で見られてしまうという贅沢が味わえます。
「光之穹頂(光のドーム)」を鑑賞する時は水仙大師のこの作品に掛ける想いを想像しながらをご覧になってみてはいかがでしょうか?