日本でも人気が出てきているドローン。
ドローンにはドローン検定なるものがあるのですが、
先日、(日本の)ドローン検定が高雄で行われました。
記念すべき海外初の検定が高雄で行われ、
なんとその会場に選ばれたのが『あひる家』。
台湾人の人も参加してくれたドローン検定。
その時の様子をブログにしたので、ドローンに興味のお持ちの方はご覧ください。
目次
ドローン検定とは
ドローン検定を取得することの意義
現状、ドローン検定の資格を持っていなくても、誰でもドローンを飛ばすことができます。
ただ、日本は規制が厳しく、ドローンを飛ばすのに申請が必要なところが多いため
やみくもに飛ばしていたのでは、知らず知らずに法を犯していたり、
操作方法を誤ることで、事故を誘発してしまう可能性が指摘されています。
ドローン検定を取得することで得た知識を元に、法律の知識を身につけ、正しい操作方法を学ぶことで
より安全に飛ばすことができ、事故を未然に防ぐことが期待されている。
基礎技能講習(国交省認定)を受講する際に座学1(4時間)が免除されます。
ドローンの安全な活用に必要な最低限の知識を確実に身に着けることができます。
自己(自社)PRにつながります。
合格者のみが参加できるQ&Aコミュニティサービスに参加できます。(一般の方は閲覧のみ可)
飛行ログサービス(オンラインで飛行経歴を管理できる機能)を使用できます。
ドローン検定に合格した証であるロゴを名刺やホームページに記載していただけます。
様々なドローン関係手続(行政書士による許可承認申請など)で優待を受けられます。
提携団体における各種講習の受講資格を得られます。
提携団体における各種講習における座学が免除されます。
ドローン検定オリジナルグッズを購入できます。
(検定協会のHPから抜粋)
ドローン検定の要綱
ドローン検定のHPこちらになりますので、詳しい情報が知りたい方はドローン検定のHPをご参照ください。
検定の種類
ドローン検定は難しい方から順に1級から4級まであり、
3級と4級は誰でも受験できるのですが、
2級を受けるためには3級、1級を受けるためには2級に合格していなければなりません。
試験は4択のマークシート形式で用語や機体の構造といった基礎知識から、
飛行に関する特性、電気電子工学、航空力学、気象学、関連法規などを問う問題で構成されている。
合否判定
80%以上。
各級ともにマークシート形式の問題(4択)。50問中40問以上正解すれば合格。
試験日程
ドローン検定は2015年より2ヶ月に1回奇数月に行われており、休日が仕事で試験が受けられない人を考慮し、平日開催されている月もあります。
今回(2018年1月21日)で15回目。開催される度に受験者数も増加しており、現在は1000人を越える数の受験者がいるようです。
級別の受験料
1級・・・18,000円
2級・・・12,000円
3級・・・ 5,500円
4級・・・ 3,000円
受験申込者には資料が送られて来るためにこの価格になっているんだって。
試験時間
各級ともに90分
ドローン検定のテキスト
3級・4級用にはドローン検定協会が出版しているドローン検定用のテキストがあり、このテキストの範囲内で出題されることになります。
1級・2級に関しては3級・4級用のテキストの知識がベースとなるので専用のテキストはないのですが、3級・4級用のテキストでカバーしきれない範囲に関しては試験を申し込むと、1級・2級用の資料がメールで送られて来るそうです。
高雄の『あひる家』で行われた海外初のドローン検定
15回目の今回、初めて海外でもドローン検定が開催され、
しかも、その記念すべき開催場所として『高雄』が選ばれ、
『あひる家』がその会場となりました。
受験者の半数近くが台湾人
初の海外開催ということもあり、高雄(あひる家)会場では3級のみが行われ、
ほぼほぼあひる家のFBのみの告知であるにも関わらず、9名(も)の方が受験。
また、日本語のみで行われた試験にも関わらず、受験者の約半数にあたる4名が台湾人で、
澎湖島や嘉義からも受験に来ており、その注目度の高さが伺えました。
ドローン検定3級を受けた感想
今回あひる家で試験を行うということで、せっかくなので私もドローン検定3級を受けてみました。
ドローン検定のテキストをきちんと読んでおけば合格できる内容だったよ。
90分も試験時間は要らない
試験会場から退出しても大丈夫なの。
3級の試験は問題は市販されているテキストからほぼそのまま出題
基本、テキストにある問題と一緒だそうです。
時間がない人でも合格できる可能性のある勉強方法
今後、ドローン検定3級を受けようと思っている方の中には
時間的制約がありなかなか勉強する時間が確保できない方もいるかと思いますが、
そんな方のために実際に試験を受けた者からのアドバイスをするとしたら、
tryの部分だけを一読するのにかかる時間は約2時間。
私の感覚では、一読さえすれば、試験問題の5割くらいは回答できるようになるんじゃないかと…
残りの半分は運任せで試験を受けても合格する可能性があるかと思われます。
もちろん、テキストを読み込み、tryの部分を2度3度解いた方がいいのは言うまでもありません。
3級はそんなに敷居が高くないので、ドローンに興味がある方は気軽に試験を受けてみてくださ~い。