ニーハオ!高雄のゲストハウス『あひる家』で~す。
高雄火車站(台鉄のメインステーション)のすぐ脇にある旧高雄駅の駅舎。
日本時代に建造されたこの駅舎は
特別の建築様式で建てられおり、
歴史的にも貴重な建造物になる。
高雄駅の地下化に伴い移転されたこの駅舎は
現在地下化プロジェクトの展示館として一般に公開されています。
あひる家から徒歩圏内(5-10分)で、
高雄の長距離バスのバスターミナルのすぐ側にあるので、
是非こちら旧高雄駅を見学してみてください。
旧高雄駅(高雄鐵路地下化展示館)の概要
2002年まで実際に高雄火車站の駅舎(以下、「旧高雄駅の駅舎」)として使われていた。
現在は高雄駅が地下化されることに伴い、一時的に移動され、
地下化の展示館として一般に開放されている。
開館時間等
開館時間 | 10:00~18:00 |
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休館日 | 月曜日 |
入館料 | 無料 |
旧高雄駅(高雄鐵路地下化展示館)のFBはこちら |
アクセス
旧高雄駅はあひる家から徒歩圏内にあるので、歩いていくのがベスト。
尚、台鉄・高雄火車駅のすぐ脇にあるので、台鉄・高雄火車駅を利用する方は
ついでに寄ってみてはいかがでしょうか?
旧高雄駅(高雄鐵路地下化展示館)の見どころ
見どころ① 帝冠様式の建物
旧高雄駅の駅舎は「帝冠様式(興亜帝冠式建築)」という建築様式で建てられた歴史的な建造物で、
当時の近代的な西洋風の建築物の上に日本風の屋根を付けた和洋折衷の建物になる。
この「帝冠様式」という建築方法はナショナリズムの台頭とともに誕生し
1930年代(昭和10年前後)から一時的に用いられていた建築法で、
終戦後はこの建築法は事実上消滅しており、
日本建築の歴史の中でも貴重な建物となっている。
見どころ② 高雄鐵路地下化展示館内部
見どころ③ 旧高雄駅脇にある鯉
旧高雄駅の駅舎が建てれた当時に住んでいた人達がいた。
駅舎及び鉄道の建設のためにそこにあった村ごと強制移転させられた。
その村を記念して造られた彫刻がこの赤い鯉。
誰かの犠牲によって成り立っていることを忘れないようにしたいわ。
旧高雄駅トリビア
トリビア① 正面からみると「高」という字になっている
トリビア② 2週間かけて移動した旧高雄駅
この旧高雄駅、MRT(地下鉄)ができ、地下化されることに伴い、(南)東に80メートル余り移動したという経緯がある。
そして、この移動は日本の建設会社「清水建設」が行ったという。
トリビア③ 日本統治時代に造られた駅舎
日本統治時代の1941年に造られ、2002年まで使われていた高雄駅の旧駅舎。
この駅舎は台灣西部に造られた日本統治時代最後の駅舎としても知られている。
その他
旧高雄駅をタイムラプスで撮ってみた
旧高雄駅をドローンで撮ってみた
2018年当時の高雄駅
2018年に記事を書いた当時の状況…
現在(2018年)の高雄駅は高雄駅は地下化されるまでの臨時の建物であることはあまり知られていない・・・
(というか関心をもたれていないwww)
展示館を訪問して限定クリアファイルをもらおう
訪問者を増やすためか、展示館を訪れた人は限定のクリアファイルがもらえちゃう。
展示館を訪れた人、全員がもらえるのが上記(クリアファイル①)。
そして、「クリアファイル②」「クリアファイル③」は
展示館にあるゲームをクリアしないともらえない。