ニーハオ!高雄のゲストハウス『あひる家』で~す。
台灣・高雄に旅行する際に気になるのが現地でのネット接続の手段。
台灣では無料のwifiサービスが充実していて、
「i-taiwan」という政府機関が運営しているフリーwifiなんて
高雄だけでなく台湾全土で使用することができちゃう。
他にもコンビニやカフェ、それにあひる家の館内など
いたるところで無料のwifiが利用できるので、最小限のネット利用には困ることがない。
ただ、無料のwifiだとどうしても場所が限られていたり、
通信速度が遅かったりと、
街中でふと観光スポットやグルメ情報を調べたい時や
Googleマップで地図を調べたい時なんかに
ストレスを感じてしまうことになる。
そんな無用なストレスを無くすには
やっぱりお金を払って有料でネットを接続することになる。
無料のwifi以外にネット接続する方法には
どういったものがあるかをご紹介したいと思います。
ネットに接続する方法には何がある?
無料のwifi以外でネットに接続する方法は以下の3つ。
②台灣の通信キャリアのプリペイドSIMを購入する方法
③レンタルwifi(ルーター)を利用する方法
①日本の通信キャリアのパケット定額制サービス
日本の通信キャリア(ドコモなど)を使い、海外パケット定額制サービスを利用する方法。特に何も準備する必要なく、普段使っている端末(スマートフォン等)を持って台灣へ行けばそのまま使える。だたし、料金がバカ高いのでその使用は慎重にすべき。
②台湾の通信キャリアのプリペイドSIM
台湾の通信キャリア(中華電信など)のプリペイドSIMを購入し、端末(スマートフォン等)に挿入して使う方法。料金が安く、日本にいるときと同程度のネット環境が手に入る。台湾(高雄)の空港にて旅行者向けのプリペイドSIMが販売されている。あひる家イチオシのネット接続方法ではあるが、ご自身の端末(スマートフォン等)がSIMフリーに対応していないと使えないので注意が必要。
③レンタルwifi(ルーター)
wifiルーターをレンタルし、端末(スマートフォン等)で接続することでネットを使用する方法。複数人同時に使用することができることを前提にしているため、家族旅行やグループ旅行などに適している。また料金も比較的安く、快適なネット環境が手に入る。ただし、旅行中にwifiルーターを携帯する必要があり荷物になることや、wifiルーター使用前の受け取りや使用後の返却が必要なので手間がかかる。
3つのネットに接続方法の料金比較
3つのネット接続方法で、最も気になるのがその料金。
日本と同等のネット環境を想定した利用方法で3つのネット接続方法を比較した場合の料金で比較すると以下のような感じになる。
接続方法 | 料金 | 通信量 | 備考 |
---|---|---|---|
プリペイドSIM | 376円 | 通信量無制限 | レート0.3736で計算 (2018年3月現在) |
レンタルwifi | 860円 | 通信量制限あり | - |
パケット定額制サービス | 2,313円 | 通信量制限あり | - |
※プリペイドSIMが4G・無制限(使い放題)なので、その条件に近いプランで比較
日本の通信キャリアのパケット定額制サービス利用を検討する場合
通信料金がバカ高い「パケット定額制サービス」。
唯一のメリットいえば、何の手続きもなしに日本の携帯電話をそのまま台灣で使えること。
(お金に余裕がある人は別にして)なるべく「パケット定額制サービス」の利用を控えたいところ。
高雄ではフリーwifiが飛びまくっているので、
フリーwifiを主に使用し、緊急時や最低限のネットだけを使うという場合に
「パケット定額制サービス」を検討すればいいと思う。
通信量によって2段階の定額料金を設定しているところもあり、
「パケット定額制サービス」を利用する可能性がある方は
契約している日本の各キャリアのHPを渡航前にチェックしておくようにしておいてください。
【高雄のフリーwifiの紹介( coming soon)】
プリペイドSIMの購入を検討する場合
日本と同等のネット環境を台灣でも求める場合、「プリペイドSIM」の購入か「レンタルwifi」を使用することになるのですが、
台灣で使う予定の端末(携帯電話など)がSIMフリーに対応している場合は自分が使用する端末(スマートフォン等)にSIMカードを挿して使えて、料金も安く、おまけに手続きも(比較的)簡単な「プリペイドSIMの購入」を検討すべき。
【高雄の空港でプリペイドSIMを購入する方法( coming soon)】
注意点
・SIMフリーに対応していない端末(スマートフォン等)は利用できない。
・高雄空港にあるプリペイドSIMの販売店は21:00に閉まってしまうため、夜遅くに高雄に到着する場合は当日プリペイドSIMが買えない。
レンタルwifiを使用することを検討する場合
SIMフリーに対応していない端末(スマートフォン等)を使用する場合は
「プリペイドSIM」は使えないので「レンタルwifi」を使うことになる。
「プリペイドSIM」は購入してしまえば、自分のものになり返却する必要がない一方、
「レンタルwifi」はルーターを借りるときだけでなく、返却も必要になる。
そして、郵送が一般的なため郵送費やそれに付随する手数料を取られることがある。
料金・手間の面だけでなく、通信量に制限を設けていることが多いことから
SIMフリーに対応している端末(スマートフォン等)を持っている場合
「プリペイドSIM」ではなく「レンタルwifi」を使用する積極的な理由が見当たらない。
唯一SIMフリーに対応している端末(スマートフォン等)を持っていながら
「レンタルwifi」を検討すべきケースとしては
家族旅行やグループ旅行など何人かで複数の端末を同時に使用する場合。
複数の端末を同時に使用しても通信速度が安定して使用できるので
一人あたりの料金が安く済むのがうれしい。
「プリペイドSIM」を入れた端末でデザリングという方法もあるのですが、
・「プリペイドSIM」を入れた端末の電池の減りが早い
・デザリングする度に「SIMカード」を挿した端末の操作が必要(な場合が多い)
・複数の端末で使用した時に通信速度が遅くなる
という点からも複数の端末を同時に使用する場合は「レンタルwifi」の利用がオススメ。
注意点
・ルーターと呼ばれる機械を持ち歩かなくてはいけないのが面倒
・複数人で使う場合、別行動する時、ルーターの近くにいる人しかネットに繋がらない…
【オススメのレンタルwifi(coming soon)】
まとめ
台湾(高雄)に旅行する際、ネットの接続方法は悩みのタネとなるかと思いますが、
SIMフリーの端末(スマートフォン等)を持っている場合は「プリペイドSIM」
SIMフリーの端末(スマートフォン等)を持っていない場合は「レンタルwifi」
複数の端末を同時に使用する場合は
SIMフリーの端末(スマートフォン等)を持っている場合でも「レンタルwifi」を検討
を基本的な考え方として
ご自身の旅行プランや予算と相談し無料のwifi利用も考慮。
無料のwifiを利用する際には
万が一の時のために、「パケット定額制サービス」を使うこともありうるというスタンスいいのではないでしょうか・・・
尚、あひる家でも無料のwifiを提供しておりますので、是非ご利用ください♪
ネット接続方法で特異なケースのご紹介
何十人・何百人ものあひる家の宿泊者に聞いた結論が上記のまとめなのですが、
中にはそのパターンに当てはまらないケースや特殊なケースもあるのでご紹介します。
親と子2人で7日間滞在 -----→ 「プリペイドSIM」の購入
あひる家常連のY田さん。息子さんと一緒に7日間の高雄滞在。
2人ともネットを使うので料金的には「レンタルwifi」1台で使用した方がお得なのですが、
吉田さんご自身と息子さんそれぞれ「プリペイドSIM」を購入。
複数の端末で利用するのに「レンタルwifi」ではなく、「プリペイドSIM」を(それぞれ)購入した理由
・Y田さんは以前1人で台湾に来た時、台灣大哥大を使用しており、「プリペイドSIM」を購入すれば、以前の番号を引き継げる。
・なるべく荷物を少なくしたい。「レンタルwifi」にするとルーターを持ち歩かなくてはいけない。
・息子とずっと一緒に行動するわけではなく、別行動する時にもwifiを使いたい。
・デザリングは面倒くさいし、通信速度が下がるから嫌
SIMフリーの端末(スマートフォン等)を持っているのに「レンタルwifi」の利用
あひる家の常連さんK子さん。4日間の高雄滞在。
SIMフリーの端末(スマートフォン等)を持っているのに、「プリペイドSIM」を購入せず、「レンタルwifi」を利用した理由
・夜遅くに高雄空港に着くことがわかっており、「プリペイドSIM」を販売している会社が閉まっていること知っていたため。
・日本でwifiルーターを受け取ったので、高雄の空港に着いてすぐにwifiが使えるから。
余談
台湾人が日本に旅行する時に頭を悩ますのが
日本でのネット接続問題。
「フリーwifi」が充実している台灣と違い、
日本では無料のネット接続なんて期待ができず、
ほぼほぼ必ず有料のネット接続(「プリペイドSIM」か「レンタルwifi」)を使用することになるのですが、
とにかく高い。
私(台湾人扱い)がいつも利用する「プリペイドSIM」の料金で比べても
(日本から高雄に来て利用する場合に比べ)3倍くらいの料金を取られてしまうんです・・・
インバウンド政策として国土交通省が2017年から開始した高速道路で使えるJapan Expressway Pass、
というのがあるのにネット接続に関しては何もないのはwhy?
総務省さんなんとかしてください^^;